野見 祐二
Yuuji Nomi

  • 作曲家
  • 1958年東京生まれ

HOME > 関連作曲家 > 野見祐二 

© Face Music Publisher, Inc.

略歴

中央大学理工学部中退。中学・高校の時はプログレロックバンド(キーボード担当)、大学の時はおもにバッハを歌う合唱団に所属していた。この時以来J.S.バッハを神のごとく崇め奉っているのは現在も変わらない。

しかし大学を中退後絵画の勉強を始める。あるとき友人のモダンアーティストが画廊などで行うためのパフォーマンスに付ける音楽を頼まれ、シンセの多重録音で自主制作する。この音楽が偶然、坂本龍一氏に認められ、彼の監修でLP「おしゃれテレビ」をMIDIレコードから86年にリリースする。

87年、坂本氏が音楽を担当した、ベルトルッチ監督の映画「ラスト・エンペラー」のアレンジ及びオーケストレーションを担当する。坂本氏はこの作により88年度アカデミー作曲賞を授賞した。

94年3月 ディック・リー作の三菱スーパーセレクション・ミュージカル『ファンテイジア』の音楽監督を担当。

95年7月公開のスタジオ・ジブリ制作、宮崎駿プロデュース、近藤喜文監督の映画『耳をすませば』の音楽を担当。これをきっかけに宮崎氏やスタジオジブリ諸氏の信認を得て今日に至っている。

なおこの他に、テレビドラマ、テレビ各種番組、各種ゲームソフトのための音楽、TVCMのための音楽、CDのためのアレンジなど多数ある。

主な作品

映画音楽

1986年 フジテレビ制作 畑正憲監督作品「子猫物語」サウンドトラックン
    (坂本龍一氏などと共同制作)
1987年 ガイナックス制作 山賀博監督作品「オネアミスの翼」サウンドトラック
    (坂本龍一氏などと共同制作)
1987年 ベルトルッチ監督作品「ラスト・エンペラー」坂本氏作曲分のアレンジ及び
    オーケストレーション
1995年 スタジオ・ジブリ制作、宮崎駿プロデュース、近藤喜文監督作品『耳をすませば』
2001年 宮崎駿監督作品「くじらとり」宮崎駿監督作品「コロの大さんぽ」
2002年 スタジオ・ジブリ制作、森田宏幸監督の映画「猫の恩返し」

テレビドラマ

1995年 テレビ朝日「花嫁は16才!」
1996年 フジテレビ「ドク」
1997年 日本テレビ「D×D」
2002年 NHK「生存」 NHK「はんなり菊太郎」

テレビ番組

2001年 NHKスペシャル「宇宙」
2003年 NHKテレビ50周年記念特別番組「南極スペシャル」
2002〜03年 日本テレビ「ニュースDASH」

ビデオゲーム

1994年 セガ「夢見館の物語」の音楽 メガドライブ用ソフト
1995年 セガ「RANPO」の音楽 セガサターン用ソフト
1995年 シナジー幾何学「four-sight」の音楽 マルチメディアCDROM

オリジナルCD

1986年 「おしゃれテレビ」(MIDIレコード)(坂本龍一氏監修)
    コンサート・ミュージカルの音楽監督 1993年 ディック・リーのコンサート
1994年 ディック・リー作の三菱スーパーセレクション・ミュージカル『ファンテイジア』

イベントの音楽

1997〜99年「神戸ルミナリエ」
    CDのためのアレンジ(3曲以上含まれているもの) 
1992年 上々颱風「上々颱風3」のアレンジ
1993年 遊佐未森「momoism」のサウンドプロデュース
1994年 遊佐未森「アルヒハレノヒ」アレンジ


ご連絡先

連絡先::株式会社カンパニーウエスト  
             
西澤雅巳まで(090-5511-6305
              
mn-70music@companywest.jp


                            

ページトップへ戻る